妄想北斗の拳

妄天の拳です。北斗の拳のイフストーリーを南斗聖拳シンを中心に妄想してます。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

187.

無想転生、、、、 ケンシロウは無表情で、しかも半端な形で構えたままだった。 なのに、、、存在が感じ取れない。神人の戦いは肉眼より「氣眼」が重要だ。 それが逆転している。肉眼は確かにケンシロウを捉えているが、氣眼ではケンシロウが、、、いない? …

186.

バン!!! 「!?」 一瞬だが、シンは自分が宙に浮かんでいるような、或いはそれとも異次元に立っている?そんな感覚を得た。 ただ光だけが満ちており、自分の影さえ映らない。一つの例外を除き、全ての存在が消えており、 自分が立っているのか、宙に浮い…

185.

「人の思い、、、」 ケンシロウがシンの言葉を繰り返す。 「思い、、」 (BGM.アニメ北斗の拳でケンシロウがやり返すシーンの) ケンシロウの闘気は甦っていた。 「その思いは、、この俺にもある。俺を幾度も死の淵から救い出しだものだ」ギン! 「、、、そ…

ところで

前にも書いたと思いますが、この妄想北斗の拳、妄天の拳は、自分の「北斗の拳」に対する、愛と情の墓です。 実は、一昨年の6月までに全て投稿して終わる予定でした。 しかし、自分の中で完結してしまい、結果投稿意欲がなくなってしまったのです。 もう、こ…

184.

「はぁ、、はぁ、、、はぁ、、、」 自分の息遣いだと理解した。そう気が付いた。 ケンシロウが片膝を着き、血が溢れ出す傷を押さえながら苦悶の声を上げている。最強の男がそんな姿を晒している。このシンに対して。 それは彼が、全南斗聖拳の悲願をかけてこ…