妄想北斗の拳

妄天の拳です。北斗の拳のイフストーリーを南斗聖拳シンを中心に妄想してます。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

レイ.34

「フフ、レイ、お前は何をしている?」 サウザー、、、、 「決まっていよう! ケンシロウを助ける!」久しぶりの再会はさておき、勝ち目の少ない相手に激昂して見せる俺は、まるでキャンキャン吠える仔犬に思えた。 「そんなことはわかっている。お前は、「…

148.

時は少し戻る 、、、バシュッ赤い飛沫が舞った。 幾度か拳の応酬を経て、遂に二人が互いの間合いを掴み始めた。 シュラインの右肩が浅く斬られている。その一方でガルダの右肩にもシュラインによる指突の痛々しい跡が残る。血が舞うかわりに、ガルダの肩当て…

脱線

見て、まずあの大きな選手。チーム北斗の大黒柱、センターのラオウ。身長210cmで筋骨隆々。他を圧倒する無類のパワーでゴール下を支配する。器用ではないけどオフェンス、ディフェンスともにチームの要。言ってみれば古いタイプのセンターだけど、じゃあ誰が…

147.

「バルバ。俺を闇から救い出したのは、、、」「、、、」「南斗の先人たちだ」 その言葉はバルバを驚かせるものだった。思わず口を開いてしまうほどに。幻覚作用により見せられた南斗の先人たちによって、北斗神拳への怨念を増し重ねる狙いは失敗していただけ…