妄想北斗の拳

妄天の拳です。北斗の拳のイフストーリーを南斗聖拳シンを中心に妄想してます。

2019-12-08から1日間の記事一覧

26.特徴のない男

サウザーはシンの要求に応じて精鋭でなる小部隊を派遣した。さすがに決断と行動が早い。 部隊長は下位も下位ながら南斗聖拳一派の使い手であり、少しばかり面識があった。「シン様、ご存命でしたか!」以前なら南斗の名を冠しただけの雑多な流派などゴミクズ…

25.

気付けば全身に汗が噴き出ている。 そう、今さっき確かに取られたのだ。相手が南斗の帝王とは言え、六将としてはあくまで同格の筈の男に完全敗北を喫した。これが南斗鳳凰拳、そしてこれがサウザー。 殺す シンの内側に黒い炎が湧き上がる。負けている、劣っ…