シンは聚聖殿のほぼ中央に位置する、南斗を祀る古の祭壇の前にいた。闇の中、その燃え盛る炎の前で護摩を焚いているのは南斗宗家宗主バルバである。 その煙はもうもうと上がり、煌めく星の夜空へと吸い込まれて行く。シンは、北斗七星があるかも知れぬ天を見…
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