スッ、、、 ガルゴの重ねた掌が、、右手を上にして横に寝かせた合掌が、、シンの胸の前に伸ばされていた。ガルゴの氣を発しない無想の行動であったがため、シンはその気配に反応できなかった。加えて、氣を発しないとなるとほとんど暗闇の中ガルゴの動きを見…
彼の敗北は、自身の死だけでなく南斗聖拳の滅亡を意味する。天では死兆星がシンを凝視している。そんな状況にあっても、今のシンはあり得ないほどに落ち着いていた。落ち着いているというよりもまさに無心状態。一つのことにのみ集中できていた。 ガルゴの間…
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