妄想北斗の拳

妄天の拳です。北斗の拳のイフストーリーを南斗聖拳シンを中心に妄想してます。

2020-07-05から1日間の記事一覧

108.

スッ、、、 ガルゴの重ねた掌が、、右手を上にして横に寝かせた合掌が、、シンの胸の前に伸ばされていた。ガルゴの氣を発しない無想の行動であったがため、シンはその気配に反応できなかった。加えて、氣を発しないとなるとほとんど暗闇の中ガルゴの動きを見…

107.

彼の敗北は、自身の死だけでなく南斗聖拳の滅亡を意味する。天では死兆星がシンを凝視している。そんな状況にあっても、今のシンはあり得ないほどに落ち着いていた。落ち着いているというよりもまさに無心状態。一つのことにのみ集中できていた。 ガルゴの間…