小高く、今にも倒壊しそうに傾くビルの屋上から頭を上げ、俺は前方を確認する。既に聖帝勢力下の中心部に近い。堂々と歩いて行けばすぐにでも聖帝兵に見つかるだろう。その一方で北斗神拳によると思しき遺体はなく、兵士たちにも敵襲来を感じさせるような慌…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。